●希少鳥類の新たな脅威となる高病原性鳥インフルエンザ及び免疫抑制を引き起こす低濃度の鉛汚染との複合的な影響も踏まえた総合的なリスク評価手法を開発するとともに、希少鳥類の保全対策の推進に貢献する。
●総合的なリスク評価手法の開発により、日本を含む東アジアにおける高病原性鳥インフルエンザモニタリングの実施、監視による迅速な対策の推進、鉛汚染のリスク評価を踏まえた本州以南の鉛弾規制の強化に寄与する。
●高病原性鳥インフルエンザウイルス及び免疫抑制を引き起こす低濃度鉛汚染との複合的な影響も踏まえた効率的なモニタリング手法の開発
●高病原性鳥インフルエンザウイルス及び免疫抑制を引き起こす低濃度鉛汚染による希少鳥類のゲノム情報等を基にした減少リスクの評価
●ウイルス遺伝子からの感染源探索及び鉛の安定同位体比による汚染源の解明
●希少鳥類が高病原性鳥インフルエンザに感染した場合の対策手法の確立
●鉛汚染に対する適切な鉛製銃弾等の規制のあり方や希少鳥類の個体群影響を回避する対策手法の提案